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ピオーネとはどんな品種か——系譜・糖度・特徴まとめ

ピオーネの房(袋掛け栽培)
写真: Aw1805(CC BY-SA 4.0)

ピオーネは、静岡県の育種家・井川秀雄氏が「巨峰」と「カノンホールマスカット」を交配し、1957年に生まれ1973年に名称登録した紫黒色の大粒ぶどうです。名前はイタリア語で「開拓者」を意味します。巨峰より大粒になりやすく、糖度16〜21度程度と高糖度なのが特徴です。

系譜(交配親)は?

ピオーネの母親は巨峰、父親はカノンホールマスカットです。巨峰の血を引きながら、カノンホールマスカットの大粒さを受け継いで、巨峰よりもさらに大粒になりやすい品種になりました。品種登録前は「パイオニア」という仮称でしたが、登録前に「ピオーネ」へ改名されています。

データ:糖度・酸味・食感・栽培特性

  • 糖度: 16〜21度程度
  • 酸味: 適度な酸味
  • 食感: 果肉はしまっており、巨峰に比べて粒が落ちにくい
  • 粒の大きさ: 約20g前後(大粒)
  • 旬(収穫時期): 9月〜10月上旬
  • 育成の経緯: 1957年に交配、1973年に種苗名称登録

個人の視点

個人的に食べて一番おいしいと感じるぶどうがピオーネで、香りの良さも気に入っている理由のひとつです。ただし研修先では、裂果することがある点と、着色不良になりやすい傾向があることも学んでいます。おいしさだけでなく、この栽培上の難しさとどう向き合うかが、実際に育てるとなったときの課題だと考えています。裂果のリスクを踏まえると、育てるとしても本数は少なめにとどめるのが現実的だと考えています。

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